Life Hackなんて言葉はもうだいぶ人口に膾炙しているのではないかと思うのですが、この “{noun} hacks” という言い回しは、例えば Excel だったり統計だったり野球だったり、まあ色々なものに使われており、いずれも何かをちょっと工夫してあれこれしようという程度の意味になります。要するに今更もう説明不要でしょうといいたいだけなのですが、詳しい説明はオライリーの書籍を参照してください。

さて、標題の件ですが、今年から弊社が取り組み始めたクリスマスのちょっとした工夫についてお話ししたいと思います。前職では社内の方のアイデアでバレンタインデーを hack して、あの忌々しいチョコがどうたらというイベントの代わりに、その日は慈善団体に寄付する日にしました。海外のお金も受け入れてくれるところを選ぶと旅行などで手元に余った元やドルなんかも活用することができます。うまく発展させて、ホワイトデーは会社がその倍額を寄付するなんてことにしたらもっとよかったのですが、会社自体が売却されてしまって人も入れ替わってしまい自然消滅してしまいました。

そして合同屋として再び会社を始めて3年目、今度はクリスマスを工夫することにしてみました。ご協力いただいたのは前職の同僚で金融業界にする方です。素敵な提案ありがとうございました。

ところで、皆さんのお仕事されている会社や学校にも、非常食って備蓄されていますよね?あれって定期的に入れ替える必要があるんです。賞味期限もあるし、おそらく安全・衛生面から社内規定で定められているはずです。時期は会社によってまちまちですが、新卒の求人があったりする会社だと春先に社員の人数が大きく変わるのでその前に廃棄するルールになっているところが多いのではないでしょうか。また年度の変わり目は忙しいので、年末に入れ替えるところも多いのではないかと思います。

そんな非常食ですが、賞味期限が近くても廃棄せずに活用する方法があるんです。今年も都内の各所で経済的に困窮された方が利用できるように年末年始に炊き出しが行われました。その際に食べていただいたり、持ち帰って備えていただくのに非常食のパッケージはとても役に立ちます。また、ちょうど知り合いが「せかいビバーク」というプロジェクトを始められたのですが、そこでもご活用いただくことができます。

というわけで、弊社は今年のクリスマスにそんな非常食を数百個ほど集めて「つくろい東京ファンド」様にお届けすることにしました。ちょうど移動オフィスも兼ねた社用車も納車されたのでいい機会です。 サンタらしいのは体格だけという小汚いおっさんもこれで立派なサンタさん。クリスマスの日にちょっといいことするのって気分がいいですよね。来年も続けていこうと思うので、もし非常食をご提供いただける企業様などありましたら是非お声がけください。受け取りに伺います。